天空に燦然と輝く明けの明星、宵の明星として知られる金星(Venus)から命名されました。金星は愛と芸術、知性、豊穣そして創造性の象徴です。この作品では、海からの美しい贈り物である貝殻のフォルムにおいてフィボナッチ数が黄金比として成長していくさまを表現しています。自然におけるすべての生物はこのような成長のサイクルを持っています。

土曜日

土曜日は、西欧では土星(Saturn)、日本では土(大地)です。作品では抽象的に冬の山々、地球そのものや元素としての土を表現しています。このフォルムは同時に「家族」を表します。しかし最も重要なのは「階段/ステップ」を示していることでしょう。あたかも、釜石の人たちがこれから直面する高く険しい道のり、山々の高みに挑む困難と挑戦のように。それはレリールの前に置かれたオブジェに実際に刻まれたステップと同じく、その道のりは既に始まっています。

【リンク】
・作者ホームページ:浮島彫刻スタジオ UKISHIMA SCULPTURE STUDIO>>

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